JR山手線「駒込駅南口」から徒歩2分(染井門まで)にある六義園(りくぎえん)に紅葉を見に行ってきましたので、紅葉の進み具合をお伝えします。
六義園は元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳澤吉保が7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。
庭園の名称は、中国の詩の分類法(詩の六義)にならった古今集の序にある和歌の分類の六体に由来します。池をめぐる園路を歩きながら移り変わる景色を楽しめます。
内庭大門から入って滝見茶屋の奥に進むと、あずまやがあり横を渓流が走り滝や石組(水分石)などの景観や水音が楽しめます。
さらに、つつじ茶屋に向かって歩いていくと、木が生い茂る道になり、大きなイチョウやもみじが色付き始めた姿を見ることができました。
渡月橋のもみじはまだ色付いていなかったですが、赤く染まったもみじと渡月橋の風景は写真におさめたくなるはずです。
渡月橋を渡った場所からの眺めは、奥にあるビルも風景の中に溶け込んで見えます。
先に進むと藤代峠があり、園内で一番高い築山で標高は35mあります。ちょっとした山歩きも体験できます。いただきからは素晴らしい展望が開けています。
ゆっくり景色を見ながら1時間ぐらいで回れました。庭園の中には抹茶が飲めるお茶屋さんやお団子屋さんなどがあるので、時々休憩してお腹も満たしながら美しい景色を楽しむことができます。
紅葉はこれから見頃を迎えるので、さらに美しい景色を見ることができると思います。
六義園ではライトアップが見られます。※別途チケット必要(オンライン/窓口当日券)
【期間】令和5年11月22日~12月3日 18時~20時30分(最終入園は19時30分まで)
オンライン窓口
https://www.tokyo-park.or.jp/special/pickup/rikugien_lighting2023_msp/
住所 東京都文京区本駒込六丁目
開園時間 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日 年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
入園料
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)